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2006年1月11日

知ってるつもり?のマクドナルド

20060111mcdnalds.gifマクドナルド―誰でもご存知ですね。そう、あのハンバーガーチェーンです。関東では「マック」、関西では「マクド」と言う、という話は有名ですが、実はフランスでも「マクド」なのって知ってました?
今回はそういう「知られざる」マックのエピソードです。

まずはいつものとおりwikipediaから。

マクドナルド(英語 : McDonald's)はハンバーガーを主力商品とし、世界規模で展開するファストフードのチェーン店の名称、またはその登録商標である。店舗は121か国にあり、店舗数は約31,000店舗。
マクドナルド - Wikipedia

マクドナルドがグローバルに展開しているのは当然皆さんご存知でしょうが、こうやって見ると壮観ですね。121カ国。そして3万店以上。平均すると1カ国250店前後ある計算になります。まぁ米国はもちろん日本もかなりの数ありますし、逆に進出したての国もあるでしょうからそう簡単に計算できるわけではありませんが、それにしてもすごい数です。

マクドナルドの始め

当初、マクドナルド兄弟が開いた店舗はハンバーガーショップではなかった。ハンバーガーもマクドナルド兄弟の発明品ではなく、それ以前からアメリカ全国にあった料理だった。にもかかわらず、その後の世界展開により広く認知されるようになったことから、マクドナルドはしばしばハンバーガーの代名詞ともされる。

まず目に付くのは、やっぱりマクドナルドはマクドナルドさんによって始まった、という点ですね。英語表記では「McDonald's」と、「マクドナルドの」という店名ですからそう考えるとわかりやすいですが。
しかし、マクドナルドの開店当初は実はハンバーガーを売っていなかった、というのは驚きです。

主力製品である「ビッグマック」を国際購買力平価の指標として用いるビッグマック指数が提唱されるほどマクドナルドはよく知られている。

私は初耳でした。「ビッグマック指数」。これはいったい・・・?ということで「ビッグマック指数」の項を見てみましょう。

経済指標 ビッグマック指数

ビッグマック指数(びっぐまっくしすう、Big Mac index)は、各国の経済力を測るための指数。マクドナルドで販売されているビッグマック1個の価格を比較する。

イギリスの経済専門誌『エコノミスト』(The Economist)によって考案された。


ビッグマック指数 - Wikipedia

121カ国にも展開していると、その国と国との経済力を比べるためにビッグマックが使われるくらいになるんですね。経済指数ですからカテゴリー的には「日経平均株価」と同じなわけです。すごいぞ、ビッグマック。

具体的には、たとえば日本でビッグマックが250円、アメリカで2ドルのときは、250/2=125となり、 1ドル=125円 がビッグマック指数となる。もしこの時点で、為替レートが1ドル110円だとすると、為替相場はビッグマック指数に比べて円高であり、この後、125円に向けて円安が進む、という推定をすることができる。

!!!なるほど!すごい!
「1ドル=125円」というところだけを見ていると本当に為替レートのようですが、同じように作られているのであれば、その計算値と実際の為替を比較することもできる、というのは面白い発想です。

フランスでも「マクド」

さて、元の「マクドナルド」に戻って続きを見てみましょう。
略称として、関東、中部圏他ではMcDonald'sのMcの部分を取り出してマックと呼ぶが、関西圏とフランスでは「ド」まで含めてマクドがよく使われる。

あっさり「関西圏とフランスでは」と書かれていますが、関西弁のアクセントとフランス語のそれ、というのも普通に考えると両極端に近い感じがします。おそらく「ド」の部分はフランスでは「ゥドゥ」みたいなフランス語の特徴的な発音になるような気がしますが・・・・ご存知の方は是非ご教示ください。

さて、そのマクドナルド兄弟の始めたお店ですが、その頃は特に大きなチェーン店に成長するような雰囲気もなく、ちょっと話題になる程度のお店だったようです。ただその頃から作業の効率化などの特徴はあったようですね。そこにレイ・クロックという企業家が現れたことで大きな変化が訪れます。

特にクロックが興味を持ったのは、マクドナルド兄弟のレストランの回転が大変に速く、相当数の人数の客を次々とさばくことができることだった。すっかり感心したクロックは、ミキサーのメンテナンス(修理および調整)のためにレストランにやってきたとき、マクドナルドのシステムをフランチャイズ形式にして、システムそのものを売る商売を始めてはどうかと兄弟に勧めた。

ドナルドは本当は「ロナルド」

フランチャイズ制が成功し拡大を始めたマクドナルドにまた新たな転機がやってきます。ワシントンでフランチャイズをやっていたオスカー・ゴールドスティンは、サーカスのピエロ、ウィラード・スコットを応援していたのですが、このピエロが全米でも有名なピエロへのサクセスストーリーの主人公になります。

この出し物が中止されると、ゴールドスティンはマクドナルドのマスコットとしてスコットを雇った。このとき、スコットは、マクドナルドにちなんで、「ロナルド・マクドナルド」(Ronald McDonald) という役名で呼ばれることになった。なお、日本では、販売戦略上の理由(発音しづらい点でも)から「ドナルド・マクドナルド」と呼ばれている。

そう、米国では「ロナルド」なんですね。ところが日本語では「ロナルドマクドナルド」というのは引っ掛けのある早口言葉のようになってしまいます。そこから「ドナルド・マクドナルド」という韻を踏んだ名前になるわけです。

ロナルドは求められていた役に比べて少々太り気味であったが、このキャラクターが広告に出ることにより、マクドナルドのチェーン店はアメリカ全土に広がることになった。これに続き、ロナルド以外のマクドナルドキャラクター全員が開発されていった。

そういえばちょっと前のドナルドはピエロにしては結構恰幅のいい体型をしていたような気もします。ちょっと太り気味のドナルド。それが愛される理由だったのかもしれません。

創業者兄弟の誤算

順調に拡大していったかのように見えるマクドナルドもやはり時には大失敗もあったようで、それを機にマクドナルド兄弟はチェーンのすべての権利を1961年にクロックに売り渡します。

その額270万ドル。今の円ドルレートで約3億円ですが、当時の円ドルレートは360円。すると一気に10億円近くになります。それも今から40年以上前の物価ですから、当時としてはものすごい金額だったに違いありません。クロックもその買収資金をたくさんの出資者に募ったようです。ところがこれがマクドナルド兄弟にとっては「後悔先に立たず」、大誤算でした。

もしマクドナルド兄弟が、もともとの契約(全チェーンの年間売り上げの0.5%を兄弟に支払う)を維持していたら、現在、兄弟は年に1億8000万ドルを手にすることになっていたはずである。

1ドル114円の現在のレートで200億円強。確かに物価は上がっていますので単純に比較はできませんが、それよりなによりこの金額が「毎年」なのです。マクドナルド兄弟が今も存命かは知りませんが、大きくなっていく自分のファミリーネームを冠した巨大企業を見る気持ちはいかなるものだったのでしょうか。

wikipediaのマクドナルドの項目はまだまだ続きます。
ですが今回はとりあえずここまでで。

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投稿者 netjinsei : 2006年1月11日 23:42

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