« wikipediaのおもしろ項目 | メイン | 和製英語あれこれ »
2005年5月 2日
FIFAワールドカップ
FIFAワールドカップアジア最終予選、日本対北朝鮮が、事前のイラン対北朝鮮戦での暴動が元で無観客試合になってしまいしました。ナショナリズムの戦いであるワールドカップにも色々な驚く出来事があるようです。
FIFAワールドカップ™(ふぃーふぁ-)は、国際サッカー連盟 (FIFA) が主催するサッカーの最高峰の大会で、国または地域を代表して選出されるナショナルチームの大会である。雑誌・新聞等では通常「W杯」と略される。かつて日本では「ワールドカップ」というとバレーボールワールドカップのことをさしていたが、1993年にJリーグが開幕後はFIFAワールドカップ™を指すことが一般的になった。世界的なテレビの視聴者数では、オリンピックを凌ぐ世界最大のスポーツイベントである。
FIFAワールドカップで検索すると上記項目にたどり着きますが、「ワールドカップ」だけで検索すると上にもあるようなその他のスポーツのワールドカップとの関連の記述が出てきます。そこにちょっと面白い記述がありました。
ワールドカップは、初光酒造株式会社(和歌山県那賀郡貴志川町)が製造する日本酒の名称。精米歩合70%の本醸造酒で、300ml・720mlの2種類がある。初光酒造は1969年に「ワールドカップ」を商標登録していたが、これに対して国際サッカー連盟(FIFA)が「FIFAワールドカップ」の商標侵害だとして、2002年に特許庁へ商標登録の取り消しを求めた。しかし特許庁は「登録当時、日本でFIFAワールドカップは有名ではなかった」との理由で請求を退けた。
商標としてのワールドカップは、酒造会社が持っていたんですね(笑)。ちょっとどんなお酒か見てみましょう。
ワールドカップ 本醸造の商品販売__和歌山の地酒・菰樽を蔵元より直送します(日本酒・菰樽の通販) - よろこびの酒 初光酒造株式会社
ちょっと地球のラベルが日本酒の瓶にそぐわない感じもしないこともないですが・・・常温と冷やでどうぞ。
さて、話は戻ってFIFAワールドカップですが、1930年に開催されて以来、色々な珍事が起こっています。それをいくつかピックアップしてみましょう。
◆国と国の戦争 (第9回1970年、メキシコ大会)北中米カリブ海予選 エルサルバドル対ホンジュラス戦の終了後に、結果を不服とした両国の関係が悪化。エルサルバドル軍の侵攻を引き金に、戦争状態へと突入する緊急事態となった。「W杯は、国と国の戦争」という言葉で、その激しさを形容されるが、実際の戦争に発展したケースもある。
★ワールドカップ・アンビリ-バブル事件
SANSPO.COM
最初に「ナショナリズムの戦い」と書きましたが、実際に戦争になってしまったケースもあるんですね。
一般に知られるように特に南米ではワールドカップの熱狂振りはすさまじいものがありますが、こういったとんでもない話もあります。
◆ベスト8に歓喜し、囚人釈放 (第9回1970年、メキシコ大会)予選リーグ メキシコ初のベスト8進出に国内はお祭り騒ぎとなった。とりわけ興奮しすぎたのが、重犯罪刑務所のマリアガ所長。歓喜の雄叫びと共に銃を乱射、所内にある全ての独房扉を開いて142人もの囚人を解放してしまった。この前代未聞の不祥事も「愛国心からの行動」として、無罪判決となった。
刑務所長とはいえ、これはいわゆる「勝手恩赦」な訳ですが、普通なら当然処罰モノ。しかし裁判所もサッカーを応援している国を挙げての熱狂振りが良く伝わるエピソードです。個人的には重犯罪者142人がこの後何も事件を起こさなかった事を祈りたい気持ちですが・・。
◆王子の物言いでゴ-ル取り消し (第12回1982年、スペイン大会)予選リーグ・D組 フランスにゴールを奪われたクウェート側が「スタンドから笛が聞こえたのでプレイを止めた」として、頑なにノーゴールをアピール。しばらく押し問答が続くなか、クウェート・ファハド王子がグラウンドに降りて物言いをつけた途端、主審は「不測のアクシデント」としてフランスゴールを取り消した。
さすがに「王子」が物言いをつけてくると検討せざるを得ないのか・・・審判も所詮人の子、といったエピソード。
◆「W杯見ます」で会社クビ (第16回1998年、フランス大会)決勝戦 シンガポールのラリー・ウィーさん(30)は、テレビ局主催のクイズに当選。フランス大会・決勝戦のペアチケットを手に入れた。観戦に猛反対の上司から「行くならクビ」と宣告されたが、ラリーさんは解雇を受け入れて渡仏した。
これはつい最近・・・といってもずいぶん前の話ですが、当時のメディアも取り上げた有名なエピソードですね。これに近い状態の人も日本にちらほらいらっしゃったような記憶が・・・。
そのほか、熱狂振りから痛ましい事故や事件など色々なエピソードが上述のSANSPO.COMでは紹介されていますが、最後に1つ、逆にワールドカップが戦争を止めた、というホッとする話題で締めくくろうと思います。
◆W杯が戦争を止めた (第15回1994年、アメリカ大会)大会中 W杯のテレビ中継がアフリカ内陸の高原国、ルワンダ共和国で勃発していた内戦を一時休戦させた。中継が始まると、それまで激しく鳴り響いていた銃声が途絶え、兵士も難民もテレビにかじりついた。試合後には子供達が笑顔でサッカーに興じるという、つかのまの平和が訪れた。
投稿者 netjinsei : 2005年5月 2日 23:18
