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2005年3月16日

クレジットカード

出かけるときは忘れずに。―――知っている人はそれなりに年配の懐かしいアメックスのキャッチコピーですが、普段何気なく、また最近ではオンライン決済には欠かせないクレジットカードについて、皆さんどこまでご存知でしょうか?

今回はクレジットカードについてです。

クレジットカード(Credit card)とは、商品を購入する際の決済(支払)手段の一つ。

物理的には、加入者のカード番号や氏名などのデータが記録された磁気カードまたはICカードである。

クレジットカード - Wikipedia

wikipediaの概要説明はかなりあっさりしていますが、それぞれの項目や関連項目には色々と詳しい説明がなされています。1つ1つチェックしてみましょう。

まず、世界最初のクレジットカードは?という疑問ですが、これはご存知の方もいらっしゃるかも知れませんがダイナースです。その由来が関連項目にありました。

ダイナース・クラブ (Diners Club) は、クレジットカードの国際ブランドの一つ。1950年にニューヨークで設立された世界初のクレジットカード会社であり、現在はシティグループ(Citigroup)に属している。

創業者が食事に出かけた時、財布を忘れて支払いが出来なかった。支払い能力があるのに恥ずかしい体験をした。彼は、友人の弁護士とともに、現金を持たなくても支払いが出来る制度を考え出した。この体験が創業の動機だといわれる。すなわち、Diners=食事をする人。

ダイナース・クラブ - Wikipedia

不便や不可能を最初に解決しようと実行した人が起業に成功する話はよくありますが、恥ずかしい体験がカードの発端とは・・・カード決済が当たり前の今ならともかく、そういう概念が無かった時に「現金なしで支払い」というのは当時としてはある意味クレイジーだったんじゃないかと思います。

ダイナースやアメックスはある種のステータスカードとして人気がありますが、そういったカードのグレードにはゴールドやフレッシュマン向けなどなど色々あります。総括すると以下の5種類になるようです。

  • 学生カード 18歳以上の学生等向けに発行されるカード。年会費(ほぼ無料)と利用限度額(10~30万円)が低く設定されている割には保険等のサービスが一般カードより充実しているブランドもある。本来は収入の乏しい属性故に与信審査で刎ねられるはずだが、将来の見込み客として発行されているのが実態である。また、契約者が未成年の場合は親権者の承諾が必要である。
  • 一般カード ラインナップの中では最も基本的なカード。年会費は安めであり、発行元によってはただ同然の場合もある。また、利用限度額も長く使っていれば100万円くらいにまでは上がるので、通常の買物といった使用方法であればこのクラスで十分である。また保険等の付加サービスもそれなりに備わっている。
  • 新社会人・OL向けカード(ヤングゴールドカード等) カードにステイタスを求めるものの、年齢や収入面でゴールドカードを持つことができない新社会人やOL向けに発行される準ゴールドカード。利用限度額は一般カードよりも高めに設定されている。また、ゴールドカードに準じた付加サービスを受けることもできる。
  • ゴールドカード それなりの属性(主に30歳以上かつ年収500万円以上であるが、最近では一定の収入があれば良いブランドも存在し始めた)を持つ顧客を対象に発行される高付加サービスカード。年会費と利用限度額は高めに設定されている。また、このクラスのカードの保持者は、空港での専用ラウンジの使用やカード会社によるホテルや娯楽施設の案内・予約代行等の付加サービスを利用することができる。
  • 超富裕層向けカード(プラチナカード・ブラックカード等) エグゼクティブクラス向けのステイタスの高いカード。年会費も利用限度額も桁違いに高い(利用限度額設定がされていないものも存在する)。また、このクラスのカードはカード会社が優良会員に対して特別に付与するという位置付けである場合が多い。なお、この種のカードは旅行やレジャーといった趣味のために使うことが前提であり、そのための付加サービスがゴールドカード以上に充実している。それら最上位のカードとしてブラックカードが存在し、一般的にはAmerican Express Centurion CardとDiners Club Premium Cardとされている。

クレジットカード - Wikipedia

学生カード、一般カード、ゴールドカードとヤングゴールドカード、このあたりは一般的ですが、その上に長富裕層向けカードというのがあります。アメックスのプラチナ、ダイナースのプラチナ、さらにアメックスのブラック(センチュリオン)がこれに該当します。今ではVISAなどもプラチナカードを出しているようですね。これくらいになってくると年会費も10万前後になってくるのでなかなかおいそれと持つのも難しいですね。

さて一般にカード会社、といいますが、分類的には国内カードと国際カード、また取り扱っている会社によってプロパー、銀行系、信販系・・・などと分かれます。この中で国際カードというのは実は下の5種だけです。

  • American Express (AMEX) 細かく細分化されたカードのグレードとそれに応じた年会費の高さが特徴。また、表向きには自社発行のカード(一般カードを含む)に利用限度額を設定していない。このためステータスが高いブランドといわれている。
  • Diners Club 世界で最初に登場したクレジットカード。会員には企業経営者やエグゼクティブ層が多い。殆どの自社発行カードに利用限度額を設定していない。また、ゴールドカード以下のグレードのカードは発行していない。そのせいか、一般人が利用するような店で加盟店となっているところは少なく、大中規模小売店や高級店を中心に利用可能店が多い。このためステータスが高いブランドといわれている。アメリカではMasterCardと提携を始めた。
  • JCB 日本オリジナルの国際ブランド。日本国内での利用は申し分なく、特に地方などではJCBしか使えない店も散在する。日本国外では加盟店が少なく、使い勝手はもう一つ。ただし、日本人観光客が集まる地域やアメリカの日本人街などでは加盟店も結構存在している。
  • MasterCard 世界的にはVISAと並ぶ2大ブランド。特にヨーロッパで強いと言われている。日本においては、かつてはVISAジャパン陣営に属さない銀行系のカード会社にブランド供与を行うことでシェアを伸ばしており、積極的なCM攻勢と提携先を選ばないブランド供与で勢力拡大を図っている。
  • VISA 世界的にはMasterと並ぶ2大ブランド。特にアメリカで強いと言われている。また、VISAジャパン協会(三井住友カード<旧:住友クレジットサービス>が中心)が積極的に加盟店を開拓したという経緯もあり、日本においても有力な国際ブランドとなっている。なお、現在ではアメリカのVISAインターナショナルが多くの会社に直接ライセンス供与を行っている。

つまりこれらのブランドは日本だけでなく海外のほとんどで使える、ということで、百貨店やガソリンスタンドのカードにVISAやMASTERがついていたりするのはそのためです。たまにそういうものが一切ついていないカードがあります。たとえば丸井の赤いカードとかですが、これらは「ハウスカード」と呼ばれます。

実はこの丸井の赤いカード、日本では最初のクレジットカードだそうです。

1960年に日本で初めてクレジットカード(現在の「赤いカード」)を発行、今や本業を凌ぐほどの収益の柱に成長した。この部分が丸井の事業モデルで特筆すべき点である。

丸井 - Wikipedia

さて、クレジットカードではどうやって収益を上げているのでしょうか?

1回払いで決済する場合、会員は手数料を支払う必要はない。カード会社は以下のようにして利益を稼いでいる。

収入源の一つは、カード会員の会費や、複数回支払い時などの手数料である。

そして、もう一つは、加盟店からの手数料収入である。通常、加盟店は売上の数%を手数料として支払う(カード会社から手数料分が差し引かれた金額が加盟店に払い込まれる)。これは、決済方法にカード決済を加えることで、手持ちの現金が少ない顧客を店に呼び込むことが可能になるため、店は手数料を支払ってでもカード会社と契約するのである。

通常、店とカード会社は、「現金支払いとカード払いを差別しない」という契約を結んでいるため、契約違反の店には気を付けたい。

クレジットカード - Wikipedia

当然年会費は収益になるとは思いますが、最近「年会費無料!」と銘打ったカードも多い中、実際に収益を上げるのは加盟店から決済金額の一定手数料を徴収する部分です。契約で「カード払いと現金払いに差をつけない」という条項がある、とありますが、時々激安小売店などでカードの場合は5%つきます、とか出ていたりするのは、実はあれは契約違反なのです。

実はさらに別の契約違反も意外に横行していたりします。

多くのカード会社は、加盟店との契約で会員客にサイン以外を求めてはならないとしているが、あまり守られていない。2004年1月、加盟店が自宅の電話番号などを書かせトラブルが相次いだことから、東京都消費生活総合センターが「カード決済はサインだけでできる。店が求めても、電話番号を書く必要はない」と注意を呼びかけた。

これは私も知りませんでした。最近確かに言われなくなりましたが、以前はどこに行っても「サインとお電話番号をお願いします」と言われたような気がします。あれは実は契約違反なんですね。最近は個人情報漏洩の危険性もあるので言われないのだという風に早合点していました。

個人情報といえばクレジットカードのスキミング・フィッシング詐欺もだんだん世間を騒がせるようになってきています。皆さんもご利用の際は計画的に・・・ではなく、お気をつけください。

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投稿者 netjinsei : 2005年3月16日 22:37

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