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2005年5月 6日

車両インプレッション(1)

さて、3回目にもなろうというのに今だ車両本体に関して何も話をしていないので、今更ながらそろそろその辺りを攻めてみようと思う。所有しているハーレーは2004年型のFXST、通称「ソフテイル」というモデルだ。

まず最初に触れるべきは排気量じゃないか、と思う。大型自動二輪車、つまり昔で言うところの「限定解除」に相当するバイクというのは400cc以上のものを指すのだが、このソフテイル、排気量はなんと1450ccだ。軽自動車が660ccなので2.5台分。普通自動車のリッターサイズ、日産マーチなどよりもでかい。別に排気量が馬力などのパワーを直接指すわけではないが、そう考えるとバイクの足元にとんでもないエンジンが載っているのだ、と痛感する。

またその1450ccのエンジンが載っている車体重量はおおよそ300kg。幸いにしてこのバイクでの店頭経験ゼロだが、万が一の際に一人で起こせるかどうかはあまり自信がない。ハーレーにはもっと重いモデルもあって、400kg近いものもある。本当かどうかは知らないが聞いた話によると、これくらいになると万が一の際はJAFかなんかに来てもらってクレーンで起こしてもらうのだとか。

一口にハーレーといっても実は色々あって、モデルで分類するのは当然ながら、この馬鹿でかいエンジンのタイプによって分類するのがハーレーコミュニティでは実は一般的だったりする。それぞれのエンジンタイプには形状からきた愛称が付いていて、オーナー間ではそれで通じたりする。

ハーレーの歴史
ハーレー初心者サイト ヴァージン・ハーレー

ここでいきなり出ている「Engine History」にあるように、ハーレーはエンジンによって、フラットヘッド・ナックルヘッド・パンヘッド・ショベルヘッド・エボリューション・ツインカム88と分類される。よく「ハーレーは壊れやすい」という事が一般的なイメージとして言われるが、それらは基本的に「~ヘッド」という愛称の付いたモデルの時代の話だ。

しかしこれらの「~ヘッド」の愛好家も結構な数いる。そもそもバイク自体は原付のスクーターを除けば基本的に嗜好品であって、特に大型二輪はそうだ。上にも書いたとおり、軽自動車の2.5倍の排気量を誇る割には荷物の運搬など利便性の点では軽自動車の1/100以下だ。さらに旧年式にもなれば、故障などのオマケもついてくる。

けれど「~ヘッド」系を求めてやまない人たちがいて、ただでさえご機嫌の難しいそういったオールドハーレーを、わざわざキックスターター式に変えたり、ギアを手で変えるシフトレバーを付けたりしている。つまりはハーレーの持つ歴史やストーリーに心酔しているのだ。

さて、自分のハーレーはそういった大変な修行?とは無縁の近年式なので基本的にはあまりメンテナンスは大変ではない。が、それもあくまで「ハーレーで言えば」の話で、国産のバイクに比べれば結構大変だ。

まずエンジンをかけるところだが、冬場はまずセル一発でかかることはない。チョークレバー(ハーレーの場合はエンリッチナー)を引いてからでないとエンジンはかからず、そのまま走り出すわけにはいかないので寒い冬の中、しばらく暖機運転・・・である。今まで乗った国産バイクでもこういったことはなくはないが、ハーレーの場合暖気が不十分すぎると走行中でもエンジンが止まることがあるので、仕方なく暖気はちゃんとやることになる。ここ最近、神経質にならなくてもエンジンがかかるようになってきたので、それで「春なんだなぁ」と実感するぐらいだ(笑)。

収納性については最初から諦めていたが、まさか収納するスペースが「全くない」とは思わなかった。国産のアメリカンバイクなどはシート下の左右部分にカバーがあってそこが収納スペースになっていて、無理やり保険書類などを突っ込めたのだが、ハーレーだとそこがオイルタンクになっていて、初めてそれで「あぁ、国産のあのスペースはここのイミテーションだったのか」と気づくぐらいだ。結局車検証その他はシートを外したところに挟み込んであるのだが、シート自体がボルトで留めているので万が一警察に「車検証出して」といわれるとその場でちょっとした分解デモを開催する羽目になるだろう。

駐車するときも結構厄介だ。バイク盗難防止の一番最低限の基本はハンドルロックだが、これがエンジン始動のキーの場所と別の場所についている。つまり駐車するときはエンジン始動の部分とハンドルロックの部分と2回鍵を閉める行為をするわけだ。当然走るときも2箇所開錠する。

またエンジン始動、とあえてややっこしい書き方をしたがここも「鍵をひねってエンジンをかける」のではなく、エンジン始動用のレバーがもともとタンクの上にあり、そのレバーを「ロック」する形になっている。つまりエンジン始動もワンアクションではなく、「エンジンの鍵を開ける」→「レバーを動かす」の2アクションだ。

鍵関係の話ついでに、外国車にありがちなことだが、ガソリンタンクの鍵も実は最初はない。普通にひねるだけで簡単に開く。海外だとガソリンを盗む人間がいないのか?と思う仕様だが、ここは日本。鍵式のキャップに買い換えた。

また、盗難防止用の純正アラームを付けていてこれはリモコンでアラームを解除する方式になっているが、その電波の届く範囲が異様に狭い。大体10センチぐらいじゃないだろうか?電波が弱いのかなんなのか、特に周辺の電波事情にかなり左右されるようで、渋谷・新宿などに止めるとアラーム解除に大分時間がかかる。最初はアラームセット・アラーム解除ともに手動でやるようにしていたが、一度セットに5分ぐらいかかったことがありそれにこりてセットはエンジン停止後30秒で自動的にかかるようにしている。

しかしこれも考えもので、最初のころはガソリンスタンドで給油しているうちにアラームセットされたりで散々。とりあえずエンジンを止めてもエンジン始動のノブは回しておく、が今では基本になっている。これだとライトなどはすべて付いた状態なので結構間抜けなのだがスタンドの兄ちゃんに突っ込まれた事はない。

これらの鍵と駐車用のロックなどの鍵その他もろもろを合わせるとバイクのキーチェーンにはなんと6個の鍵が付いている。バイクに乗って停める。それだけの為に6個。ポケットに入れると結構なボリュームなので、仕方なくウォレットチェーンみたいなものにつなげて腰から下げている。

ここまで書いてまだ鍵までにしかたどり着いていないことに気が付いた(笑)。
続きは次回にでも。

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投稿者 netjinsei : 2005年5月 6日 23:06

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