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2005年5月 1日
新株発行枠
株式や社債などの有価証券を発行する企業が、新たに発行する予定金額をあらかじめ決定しておく仕組み。発行枠を財務局に事前に届け出れば、一定期間内はそのつど届出をしなくても、発行枠限度内で新株などを出せる。新株を発行する場合は通常、1ヶ月弱かかるが、新株手続きが簡略化でき約2週間に縮められる利点がある。
フジテレビジョンは3月22日に約500億円の新株発行枠を設定した。ニッポン放送株の取得を進めるライブドアが、フジに対しても矛先を向ける中での対抗策として打ち出した。
仮に、敵対的買収者がフジ株の発行済み株式数の50%(127万株)超を目標に株式公開買い付け(TOB)をかけたとしても、フジが新株発行枠を使う事でTOB終了前に発行済み株式数は最大600万株に増える。買収者がTOBに成功しても保有比率は21%強にしかならず、経営権は握れない。
日経新聞 2005・4・30 13面特集
敵対的買収を仕掛けられた場合に、友好的な支援者に第三者割当増資を行って、敵対的な買収者の議決権比率を引き下げられるよう、あらかじめ定款で新株の発行可能枠を拡大する。
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